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IDiskバックアップツールをご利用される際の注意事項および制限事項について記載しています。
IDisk Backup機能の詳細についてもご確認ください。 |
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■バックアップの指定ができる領域とバックアップの容量について
バックアップの指定ができるバックアップ元はアクティべーション時に指定したパソコン1台の内蔵ハードディスクドライブ(HDD)に限定されます。ネットワークドライブや外付けのハードディスク、SSDなどはバックアップの対象にはできません。
OSの機能などで暗号化されたドライブのバックアップはサポートしておりません。また、システムのテンポラリ領域及びユーザーのテンポラリ領域に指定しているフォルダを暗号化した場合の動作もサポートしていません。
RAID構成はサポートしておりません。
なお、バックアップ機能のシステム上の上限を超えてデータをバックアップすることはできません。 |
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■バックアップできないフォルダ・ファイル
1. | ファイルサイズ |
| 容量無制限コースの場合:バックアップ対象として指定できるファイルサイズの上限は2GB迄です。
容量制限があるコースの場合:バックアップ対象として指定できるファイルサイズの上限は、サーバー側の制限容量もしくは2GB迄のどちらか小さい方です。 |
2. | 拡張子 |
| バックアップ対象として指定できない拡張子は以下の通りです。
システムファイル | exe, dll, ocx, com, sys |
一時ファイル | swp, tmp |
動画ファイル | amc, asf, asx, avi, divx, flv, 3gp, 3g2, 3gp2, mov, mpg, mpeg, mod, mkv, mts, mp4, m4v, m2v, m2ts, m2t, ogm, qt, rm, vob, wmv |
イメージファイル | bwt, b5t, c2d, ccd, cdi, cif, cue, dvd, daa, fcd, gi, hdd, img, ima, imz, iso, mdf, mds, nrg, pdi, qcow, udi, vmdk, vhd, vdi |
※上記拡張子による制限内容は、随時追加、変更される場合があります。
※バックアップ対象とできるファイルは、システム属性がついていないファイル、システム属性フォルダ配下にないファイルです。また、スパースファイル、テンポラリファイルの属性もバックアップ対象にはできません。なお、隠し属性のファイル/フォルダはバックアップの対象にできます。
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■ステータスシグナルの表示、非表示について
多くのファイル、フォルダをバックアップ対象とし、ステータスシグナルを表示する設定にしている場合、エクスプローラでファイルを表示した際にパソコンに負荷がかかり、表示に時間がかかる場合があります。
その場合はIDiskバックアップツールのメニューから[メンテナンス]ー[設定]をクリックし、環境設定のメニュー内の[ステータスシグナルを表示する]のチェックをはずしてください。 |
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■一太郎や花子、三四郎などジャストシステム製品で作成したファイルの「ステータスシグナル」の表示について
一太郎や花子、三四郎などのジャストシステムの製品で作成したファイルをバックアップし、その後パソコンでそのファイルを編集、保存した場合、エクスプローラーで表示される「ステータスシグナル」は「更新あり、未バックアップ」とはならず、「未バックアップ」という表示になります。
この現象は、一太郎や花子、三四郎といったアプリケーション側がファイルを保存する際に、現在の使っているファイルをバックアップとして別名ファイルに置き換え、更新したファイルを同名で新規ファイルとして作成するといった動作仕様のために起こるものです。そのため、IDiskバックアップツールでは「未バックアップ」として表示されることになります。
弊社製品に限らず、このような動作仕様のアプリケーションで編集、保存した場合には同様の現象が起こります。
ただし、ステータスシグナルが「未バックアップ」の表示であっても、以前の状態はバックアップされているのでご安心ください。
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ファイルの状態とステータスシグナル |
未バックアップ |
バックアップ済 |
バックアップ後 更新されたファイル |
テキストエディタなどで 作成したファイル |
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一太郎などのファイル |
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■バックアップ対象のファイルをパソコン側で一旦削除し、30日以内に再度戻した場合の「ステータスシグナル」の表示について
バックアップ対象ファイルで、かつ既にバックアップされていたファイルを、パソコン側で一旦削除し、ごみ箱などに移動させていたが、再度そのファイルをバックアップ対象ファイルとして30日以内に戻した場合の「ステータスシグナル」は、「バックアップ後更新されたファイル」となります。 |
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■IDiskバックアップツールの起動について
IDiskバックアップツールをインストールした後は、通常、初期導入ウィザードが自動で起動します。
ただし、IDiskバックアップツールをインストールした際のパソコンのログイン名(ユーザー名)とは別のログイン名(ユーザー名)でパソコンを起動した場合には、初期導入ウィザードは起動しません。
この場合でも、管理者権限があるユーザーであれば、プログラムからIDiskバックアップツールを起動することにより初期導入をすることが可能です。 |
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■ディアクティベートの手続きを行った場合は、必ずIDiskバックアップツールをアンインストールしてください。
ディアクティベートを行った場合は、これまで使っていたIDiskバックアップツールは認証エラーが発生し、使えなくなります。必ずアンインストールをしてください。再度バックアップをはじめる際には、新しいIDiskバックアップツールを再インストールしてください。
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■アクティベートは一日3回までです
IDiskバックアップツールでアクティベートを行えるのは、一日3回までです。ディアクティベート、アクティベートを一日3回以上行った場合にはエラーとなり、翌日以降にならないとアクティベートを行うことができません。
IDiskバックアップツールをインストールし直したり、別のパソコンでリストアを行う場合など、ご注意ください。 |
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■リストアを実行すると、すべてのファイル・フォルダがリストアされます
ファイル・フォルダ毎のリストアは実行できませんのでご注意ください。 |
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■バックアップとリストアの関係について
「バックアップ」と「リストア」はそれぞれ独立して動作します。両者が連携して動作することもなく、「同期」という動作もありません。
※インストール直後のアクティベーション時に行われるリストアのみ、リストアを完了するとバックアップも完了となります。 |
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■リストアを実行する際のご注意
リストアを実行中にパソコンがスリープ(休止)状態となり、その後スリープ(休止)状態からパソコンを起動した場合、IDiskバックアップツールからエラーが出され、リストアを再開することはできません。途中までリストアをされていた場合でも、その続きからリストアをすることができません。そのため、最初からリストアを実行することになりますので、リストアに時間がかかることになります。
リストアの実行中はパソコンがスリープ状態とならないよう、予めパソコンの設定をご確認ください。 |
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■バックアップ対象の設定とファイルの動作について
バックアップ対象の設定画面で、バックアップ対象のフォルダを選択した場合、その選択フォルダ内にあるフォルダ(サブフォルダ)、ファイルは全てバックアップの対象となります。ただし、バックアップ対象の設定画面では、その選択ファイル内のサブフォルダにはバックアップ対象となっているチェックがつきません。
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| | 「資料」フォルダ(親フォルダ)にチェックが入っているので、「doc1」「doc2」「doc3」(サブフォルダ)もバックアップ対象。
(ただし、チェックボックスにチェックが入らない) |
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| | ※同じフォルダをエクスプローラー上で確認すると、「資料」フォルダに含まれるバックアップ対象フォルダとして「doc1」「doc2」「doc3」フォルダにもサブフォルダのステータスシグナルが表示されています。 |
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なお、上記のような場合において、親フォルダをバックアップ対象からはずすと、サブフォルダを含め、サーバーにバックアップされているファイルは次回バックアップ動作時にすぐに削除されます。 |
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| | ただし、左記のような場合は、直接チェックをした 「doc2」フォルダも親フォルダとなるため、「資料」フォルダのみチェックを外した場合でも、「doc2」フォルダは削除されずにバックアップ対象のままとなります。 |
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| | ※同じフォルダをエクスプローラー上で確認すると、「資料」フォルダに含まれる対象フォルダとして「doc1」「doc3」フォルダにはサブフォルダとしてのステータスシグナルが表示されますが、「doc2」フォルダには親フォルダのステータスシグナルが表示されます。 |
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■IDisk Backupツールのリトライ機能について
リストア中に通信が失敗した場合には、リトライ(再度データを送信しようとする機能)を3回まで行います。3回のリトライでもリストアを実行、継続できない場合には、エラーメッセージが表示され、リストアは中断、終了します。
リストアが中断された状態から再度リストアを実行した場合には、最初からのリストアとなります。前回終了した状態の続きからリストアを再開することができないため、リストアに時間がかかることになります。 |
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■データの暗号化とパソコンの空き容量について
IDisk Backupにバックアップされるファイルは、暗号化を行ってバックアップされます。そのため、バックアップするファイルと同等の空き容量がパソコン側に必要になります。(バックアップするファイルの総容量ではありません。)例えば、2GBのファイルをバックアップしようとする場合には、パソコン側に2GBの空き容量が必要となります。パソコン側の空き容量が少ない場合には、エラーとなり、バックアップが中止されますのでご注意ください。 |
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■Proxy設定の変更について
IDiskバックアップツールのメニュー[メンテナンス]ー[設定]でProxyアカウントを変更した場合、その変更内容を反映させるためには再起動が必要です。 |
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■Windows Vista環境におけるバックアップ対象の確認画面、バックアップ対象の設定画面の表示について
下記の文字コードを使ったフォルダを正しく表示できません。
・ Latin Extended Additional(ラテン文字拡張追加)
・ Greek Extended(ギリシア文字拡張)
※表示上の問題だけであり、バックアップやリストア自体に問題はありません。 |
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■OSやドライブ名、ドライブ構成を変更する際のご注意
OSやドライブ名、ドライブ構成を変更してIDiskバックアップツールを導入した場合、以前アクティベートを行っていたパソコンとは認証情報が異なっていると判断され、そのままバックアップを継続することができません。
既にアクティベート済みのバックアップ元対象パソコンを解除する操作(ディアクティベート)、新しいOSでの認証をする操作(アクティベート)が必要になりますので、以下の手順でツールの入れ直しを行ってください。
| 1. | ディアクティベートを行います |
| 2. | (ツールがインストールされている場合は)IDiskバックアップツールをアンインストールします |
| 3. | IDiskバックアップツールをインストールします |
| 4. | アクティベートを行います |
※アクティベート後にリストアをするか初期化をするかの選択がありますので、状況に応じて選択してください。
※OSが異なる場合、ファイル・フォルダの構成が変更されていることがあります。「指定したフォルダにリストアする」を選択し、ファイルを保存してください。
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