1. | バックアップが行われるタイミング |
| バックアップは一定期間ごとに行われます。前回のバックアップが終了してから1時間が経過してから行われます。ファイルの更新ごとではありません。なお、アクティベーション後の初回バックアップに限り、バックアップ対象の設定直後にバックアップが開始されます。初回バックアップについては、設定対象により時間がかかる場合があります。 |
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2. | バックアップが実際に行われるファイル |
| バックアップ対象のファイル/フォルダを常時監視し、ファイル更新後10分が経過したファイルがバックアップ対象ファイルリストに掲載され、そしてバックアップされます。ファイル更新から10分経たずに、シャットダウン、スリープ状態になった場合には、その時点でバックアップされるべきファイルと認識し、バックアップファイルリストに掲載します。また、一度バックアップされたファイルは、3時間は変更されてもバックアップされません。 |
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3. | バックアップ時のファイル上書きルール |
| サーバーにファイルがバックアップされる際、同名のファイルがすでにバックアップされている場合は、無条件で上書きを行います。 |
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4. | バックアップの方法 |
| 初回に限り、バックアップ対象となっているファイル全てがバックアップされます。それ以降は、変更があったファイルのみがバックアップされる、差分バックアップとなります。 |
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5. | バックアップされるファイルの順番と容量確認 |
| ファイルサイズをチェックし、サイズが小さいものからバックアップされます。また、容量無制限のコースでない場合、バックアップ開始時にサーバーに十分な空きがあるかどうかを確認します。容量確認は、現時点でのサーバーの空き容量と、これからアップロードするファイル群の総容量の差だけをチェックします。上書きなどで空く容量は計算しません。 |
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6. | ローカルからバックアップ対象を削除(移動を含む)した場合 |
| バックアップ対象に設定しているフォルダをローカルから削除(移動を含む)した場合でも、削除したファイル/フォルダは30日間バックアップ側に保管されます。 ただし、バックアップ対象に設定しているフォルダに親フォルダがない場合、または親フォルダがバックアップ対象として設定されていないフォルダをローカルから削除した場合は、次回バックアップのタイミングでバックアップ側から削除されます。 |
| 例) | | パソコンから削除(移動を含む)するフォルダ(doc1またはdoc2)の親フォルダ(資料)もバックアップ対象として設定している場合 |
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| | | | フォルダ(doc1、doc2)やファイルをパソコン側から削除(移動を含む)しても、削除されたファイル/フォルダは30日間バックアップ側に保管されます。 |
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| 例) | | パソコンから削除(移動を含む)するフォルダ(doc1またはdoc2)の親フォルダ(資料)がバックアップ対象として選択されていない、または親フォルダそのものがない(削除しようとするフォルダ自身が親フォルダとしてバックアップ対象に設定されている)場合 |
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| | | | フォルダ(doc1)を削除した場合、IDiskバックアップツールはバックアップ対象として検知する対象がなくなってしまいます。 |
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| | つまり、ローカルのバックアップ対象に設定しているフォルダをバックアップ対象から外した場合と同様になります。そのため、削除したフォルダ(doc1)とその配下のフォルダ/ファイルはバックアップ対象から外したとみなされ、30日間保管されることなく次回バックアップ時にバックアップ側から削除されます。 (doc2はバックアップ対象として設定していないため、バックアップ側に保管されていません。) |
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7. | ローカルのバックアップ対象を対象から外した場合 |
| IDiskバックアップツールの「バックアップ対象の設定画面」でバックアップ対象から選択を外した場合、またはエクスプローラー上でフォルダを選択し、右クリックで「IDisk Backup - バックアップ対象からはずす」を行った場合は、次回バックアップ時のタイミングでバックアップ側から削除されます。 |
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8. | ローカルのバックアップ対象をリネームした場合 |
| ローカルのバックアップ対象となっているファイル/フォルダをリネームした場合、次回バックアップ時のタイミングでバックアップ側もリネームされます。 |
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9. | バックアップデータを別のPCにリストアする方法 |
| バックアップデータを別のPCにリストアする方法は以下の通りです。
- アクティベートされているPCをディアクティベートします。
- リストア対象とするPCにバックアップツールを導入し、新たにアクティベートします。
- バックアップツールでリストアを実行します。
※「ディアクティベート」とは、アクティベートしているPC情報を削除するための操作です。
※リストアの操作は、バックアップサイズによって時間がかかる場合があります。 |
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10. | バックアップしたファイルの保管期間 |
| 一度バックアップされたファイルは、バックアップ対象から外すか、あるいはローカル側のファイルを削除し、30日間経過しない限り、継続的に保管されます。 |
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11. | バックアップの対象領域 |
| バックアップはローカルのハードディスクドライブ(HDD)が対象です。ネットワークドライブや外付けのハードディスク、SSDなどはバックアップの対象にはできません。 |
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12. | バックアップ可能なフォルダ |
| バックアップ対象として指定可能なフォルダは、ドライブ以下のシステム属性がないフォルダです。なお、バックアップするフォルダは複数指定可能です。最上位単位の指定はドライブ直下のフォルダとなります。バックアップ対象フォルダ内に、バックアップできないファイルがある場合には、そのファイルを飛ばしてバックアップが行われます。バックアップできないファイルがあるからといって、エラーでバックアップがとまることはありません。なお、以下のファイル・フォルダは、バックアップ対象にできません。
- システム属性が指定されたフォルダやファイル
- Windowsフォルダ
- Program Filesフォルダ
- パスを含めたフォルダ名が238文字以上のフォルダ
- パスを含めたファイル名が250文字以上のファイル
※文字数制限内でも、フォルダ名やファイル名自体が極端に長いと、バックアップできない場合があります。
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13. | バックアップ可能なファイル |
| バックアップ可能なファイルは以下の条件を全て満たすものです。
- ファイルサイズ
容量無制限コースの場合:バックアップ対象として指定できるファイルサイズの上限は2GB迄です。
容量制限があるコースの場合:バックアップ対象として指定できるファイルサイズの上限は、サーバー側の制限容量もしくは2GB迄のどちらか小さい方です。
- 拡張子
バックアップ対象として指定できない拡張子は以下の通りです。
システムファイル | exe, dll, ocx, com, sys |
一時ファイル | swp, tmp |
動画ファイル | amc, asf, asx, avi, divx, flv, 3gp, 3g2, 3gp2, mov, mpg, mpeg, mod, mkv, mts, mp4, m4v, m2v, m2ts, m2t, ogm, qt, rm, vob, wmv |
イメージファイル | bwt, b5t, c2d, ccd, cdi, cif, cue, dvd, daa, fcd, gi, hdd, img, ima, imz, iso, mdf, mds, nrg, pdi, qcow, udi, vmdk, vhd, vdi |
※上記拡張子による制限内容は、随時追加、変更される場合があります。
※バックアップ対象とできるファイルは、システム属性がついていないファイル、システム属性フォルダ配下にないファイルです。また、スパースファイル、テンポラリファイルの属性もバックアップ対象にはできません。なお、隠し属性のファイル/フォルダはバックアップの対象にできます。
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14. | ファイルの条件が変更されバックアップ対象ではなくなった場合 |
| サイズや属性変更などにより、これまでバックアップ対象となっていたファイルがバックアップ対象ではなくなった場合、バックアップ対象を削除したり対象から外した場合と同様、次回バックアップ時にバックアップ側からも削除されます。 |
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15. | シャットダウン、ログオフ、スリープ、サーバーメンテナンス時のバックアップの動作[ホットレジューム] |
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- シャットダウン時
PCのシャットダウン時にバックアップが行われていた場合には、次回起動、ログイン時にシャットダウン時の続きからバックアップが再開されます。
- ログオフ時
PCのログオフ時にバックアップが行われていた場合には、ログオフに関係なくバックアップは継続されます。
- スリープ時
PCのスリープ時にバックアップが行われていた場合には、スリープから復活する際に、スリープ前の状態の続きからバックアップが再開されます。
- サーバーメンテナンス
バックアップ中にサーバーがメンテナンスになった場合は、次回起動、ログインにより、メンテナンス前の状態の続きからバックアップが再開されます。
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16. | バックアップの一時停止[ポーズアンドリスタート] |
| 意識的にバックアップを一時停止した後、バックアップを稼動させる場合は、一時停止した時点での続きからバックアップが再開されます。 |
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17. | バックアップの終了 |
| 意識的にバックアップを終了した後、バックアップを再稼働させる場合は、終了した時点での続きから再開するのではなく、最初からバックアップを行います。
※最初からというのは、バックアップリストに載っているファイルを最初からバックアップするというものであり、全ファイルをバックアップし直すということではありません。 |
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18. | リストアを実行中にリストアが中断された場合 |
| リストアを実行中にWindowsを終了したり、何らかの問題でリストアが中断された場合、すでにローカルにダウンロードされているファイルが削除されることはありません。また、再度リストアを行った場合には、続きからではなく、最初からのリストアとなります。 |
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19. | 手動のバックアップ操作について |
| 手動でバックアップする(特定のフォルダ、ファイルを指定してその場でバックアップする)ことはできません。 |
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20. | バックアップされたファイルの確認手段[バックアップリスト][ステータスシグナル] |
| バックアップされたファイルの確認は、[バックアップリスト]の「バックアップ対象の確認」から行えます。また、エクスプローラー上であれば、ファイルアイコンに識別マークである「ステータスシグナル」が表示されます。 |
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21. | バックアップツールのエラー出力[バックアップモニター] |
| エラーが発生した場合には、タスクトレイアイコンでお知らせします。ただし、認証エラーと容量不足など、リトライを行っても明らかにエラーとなってしまうものについては、バルーンヘルプにより状況を表示します。※バックアップ中は「待機中」アイコンの矢印部分がアニメーションで動いています。 |
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22. | バックアップされたファイルの暗号化 |
| バックアップされるデータは、暗号化された状態でサーバーに保管されます。ただし、利用者は暗号化の操作について、一切意識する必要はありません。 |
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23. | バックアップツールをアンインストールするタイミングについて |
| ツールをアンインストールする必要があるタイミングは以下の通りです。
- サーバー側のバックアップ領域を初期化し、再度バックアップ機能を利用する場合(アンインストール後再インストールが必要)。
- ディアクティベートを行い、当該PCにてバックアップ機能を利用しない場合。
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